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【勿来物語R6-23】校内探訪#2 ~司書さんのお仕事は?~

校内探訪シリーズ第2弾です。
今回は、図書館にお邪魔し、司書さんにお話を伺いました。

本校図書館の入り口。ステキな扉です。
司書室での執務の様子。
机の上には大量の書籍や資料が・・・

◆司書の仕事について教えてください
A. 図書館司書の仕事は、資料(本)の収集・整理・保存し、利用者の求めに応じて本や情報を提供することです。
【収集】 図書館に置く本を選書して購入します。勿来高校図書館に必要だと思われる本、今話題になっている本、リクエスト本、読んでもらいたい本などを吟味して選びます。
【整理】 注文した本が届いたら、分類番号を調べてラベルを作ったりカバーを張ったりして装備をし、1冊ずつ登録番号を付与して図書館台帳に登録します。その後、分類ごとに配架(書架に並べる)します。
【保存】 図書館の本を良い状態で次の勿来高校生に引き継いでもらえるよう、蔵書点検や破損した本の修理、古くなった本の廃棄作業などをして本や書架をフレッシュな状態に保ちます。

昼休み、図書委員の生徒による貸出業務を優しく見守ります。
新聞記事を話題に、生徒との会話も弾みます。

◆学校司書のやりがいは何ですか?
A. 探している本や調べたい事柄を見つけるのにぴったりな資料(本)を提供できたときには、学校の一員として役に立てたようでうれしく思います。

◆高校時代について教えてください。
A. 女子校だったのですが、とにかく何をやっても楽しくて。でも、将来の夢や目標は何も具体的には考えていませんでした。そのことだけが反省点です。

書架の点検中の様子。
手に取っているのは筆者の愛読書「指輪物語」ではないですか。

◆生徒に向けて激励の言葉をお願いします
A. いつか読んだ本や言葉が自分を助けてくれたり背中を押してくれることがあると感じています。高校時代に本をよく機会が少なくても、大人になって読みたくなるときが来るかもしれません。読みたいと思う時期は人それぞれです。図書館の本は、つまらなかったりちょっと違うかもと思ったときに、何度でも別の本と交換することができます。いつでも図書案の扉を開けて待っていますよ!

業務多忙のところお邪魔いたしました。
本校の図書館は窓が多く、明るく開放的な空間になっています。
生徒の皆さん、本を片手に、空想の世界を満喫してください。
(授業には遅れずに戻ってね。)