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【勿来物語03】我が輩の辞書に・・・

5月10日(水)
1校時の1年「英語コミュニケーションⅠ」に突撃してきました。

TTによる授業

本校ではティーム・ティーチングを推進しており、この授業も担当者は2人。筆者(英語教員です!)も加わり3人による授業展開となりました。
導入部では、勿来地域の名所や名刹を取り上げその素晴らしさをアピールするなど、地域愛を育む仕掛けが施されていました。こんな所にさりげなく、県が目指す「福島を生きる」教育が実現されています。

辞書で単語を調べるんだよ!

さて、新しいレッスンの導入として、本時の展開部分では辞書指導に重点が置かれていました。子どもたちはみんな真剣に、辞書検索技能を磨きます。
新出単語のひとつに romantic がありました。私はすぐにCCBを連想し、授業担当者に「romantic は止まるのか、止まらないのか。ヴァージニア・ウルフに代表される stream of consciousness を意識した作曲だったのか。」などとくだらない話をすると、なんと話に乗ってきてくれました!優しい!大抵は「授業の邪魔だけはしないでくださいね。」と言われるのに。
そんなこんなで、教員が楽しそうに授業をしているのを感じてか、子どもたちの雰囲気も和らいだ様子。ふふ、狙い通り。

ICTもしっかり活用

最近は私も電子辞書と紙辞書を併用しているのですが、それぞれの利点をうまく活用すれば学習もはかどります。
私の高校時代(昭和50年代後半)には紙の辞書しかなくて、毎日持ち運ぶのが億劫で、学校用と家庭用に同じ辞書を2冊購入しました。
同級生の間で話題になったのが、どうしたら引きやすい辞書になるか、というテーマでした。みんなで色々試したものの、先輩から代々伝わる方法に落ち着きました。
その手順は、①1ページずつくしゃくしゃにする ②辞書を丸ごと水につける ③乾燥させる というものです。厚みが倍くらいになりましたが確かに引きやすくなった気がします。
我が輩の辞書にきれいなページはなかったなあ、という高校時代の思い出の一つです。


みんなにも読んでほしいですか?

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