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【勿来物語34】外部講師活用:森林環境学習

10月6日(金)、森林環境学習を行いました。
福島県「県立学校における森林環境学習推進事業」を活用しての行事です。

講師には、株式会社ハイフォレスト代表取締役の高林大介様に来校していただきました。
→(株)ハイフォレスト様の公式HP 

前半は、日本の森林の現状、いわき市の現状、伐採→植樹のサイクルの重要性、檜材の特徴などについて講義を受けました。
その後、檜材を使用した小型のスツールの組み立て体験です。
 

「日本に生えている檜の多くは、戦後造林計画で植林されたものです。
檜は50~60年が伐採適齢期であり、今まさに、伐採期を迎えています。」
「伐採と植樹を繰り返していかないと、森林環境は悪化します。
SDGsの観点からも、林業の役割はたいへん大きなものなのです。」
檜材を用いたサッカーボールの置物。いわきFCの刻印入り。
「檜材には高い消臭効果と抗菌効果があることが、科学的にも証明されています。」
講義テキストの一部。
スツールの組み立てキット。
接着剤をつけ、パーツを組み立てて・・・
たたく!! すると・・・
こうなります。

後半は、学校のそばにある株式会社ハイフォレスト様の製材工場を訪問して、作業の様子を見学しました。

法隆寺や新国立競技場や光合成など、高校生にもわかりやすい例を交えながら、日本の森林の現状や林業の大切さ、木材のよさなどについてお話を聞くことができたのはたいへん貴重な経験となりました。
高林様、ありがとうございました。

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