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【勿来物語10】Seeing is believing. ~インターンシップ報告会~

A picture is worth a thousand words.
一枚の絵は千語に値する。百聞は一見にしかず。体験は言葉を凌駕する。
様々な進路学習の中でも、インターンシップは実際の職場を肌身で感じられるたいへん貴重な機会です。
本校3年生は5月9日から3日間のインターンシップを体験しました。ご協力いただいた地元の企業様に心より感謝申し上げます。

さて、本日6/2(金)午後、インターンシップ報告会を実施しました。5月のインターンシップに参加した3年生が、1・2年生に成果を披露する場面です。

3年生からの報告。
報告後の質疑応答も活発です。
記録を取りながら集中して耳を傾けます。
「作業を行う前に職場安全教育を受けました。
中でも『ひやりはっとメモ』というものが印象に残りました。」
「進路に悩んでいる人は、先生に相談したり、早めに求人票を見に行くと、
自分に合った会社を紹介してくれたり、色々なアドバイスをもらうことができますよ。」
「就きたい職業を体験してみることにより、
その仕事のつらさや楽しさを知ることができるので、
インターンシップのチャンスを逃さずに色々な体験をしてください。」

その他の報告者の要旨は次のとおりです。

◆会社が求める人材を質問したところ、「社交性がある人、健康な人、協力できる人」でした。
◆インターンシップを通して、施設介護と病院介護の違いを体験できました。介護職を目指す人は、施設だけでなく病院での介護士も視野に入れて、インターンシップを行うと良いと思います。
◆決められた手順を守らなければ欠陥品を出してしまうので、一人一人の責任が重大だと感じました。
◆僕は心配性のところが短所だと思っていましたが、今回体験した製品の検査作業のように、集中力が必要で細かい作業には向いているのではないかと思いました。
◆職業人として必要なことは、ルール・マナーを守れること、あいさつできること、言われたことをきちんと行うこと、分からないことはすぐ聞くこと、であることを教えてもらいました。
◆体験した仕事は、想像していたよりも作業がたいへんで、1日続けていると集中力が切れるのが早いことがよく分かりました。
◆同じ職種でも職場が変われば雰囲気が違います。これまで5社の体験をしましたが、5社ともすべて違いました。向き不向きを確かめるために、積極的にインターンシップに参加しましょう。
◆指差呼称は、脳を3倍以上使うことが学術的にも証明されています。惰性に陥ることなく意識的に確認するには、有効な方法です。
◆企業の現場を知ることができたこと、自分にその仕事が合っているかなど重要なことを理解できて、会社を選ぶ際の選択の幅がひろがりました。
◆工場のにおいや音は自分が行って確かめないと分かりません。少しでも不安なことがある人は、インターンシップに参加すると良いと思います。
◆インターンシップに参加して、すべてにおいて集中力や決断力が大事だということを学びました。
◆社員一人一人が一丸となり、質の良い製品を届けようと働いている姿に感動しました。

体験は実り多いものだったようですね。お疲れ様でした。
体験から得た知見を後輩にうまく伝えることができましたか?インターンシップに参加した自分に自信を持って、残りの高校生活を過ごしてください。
1・2年生の皆さん、先輩の話にはたくさんのヒントが込められていましたね。今度は自分が体験する番ですよ。
Seeing is believing. Now is the time to take action!