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【勿来物語08】車いす介助、できます!

以前入院したときに車いすを利用しました。看護師さんの介助で移動中、自分で出来ることはやらないとなと思い車輪に手をかけ動かそうとしたとき、「あぶないから、手を外に出さないでくださいね。」と説明されました。なるほど、介助する側だけでなく介助を受ける方も注意をしないと事故につながるのか、コンセンサスって大事だなと改めて感じました。

さてさて、5月25日(木)朝、一人さびしくしていると「車いすの実習をするので取材に来てくださいね。」と声がかかり、1年「家庭総合」にお邪魔しました。ありがとうございます!

車いすの取扱いについて説明を受けたあと、一人一人実習していきます。

「乗り降りの際はブレーキをかけるんだよ!」
一般的なスロープでも、慣れないと自力で昇るのが難しいようです。
介助者としての練習もします。
これはスロープを降りる練習。後ろ向きに移動するんですね。
「すこし揺れますよ」 声かけ大事です。
側溝の蓋や段差などの障害をこえるとき。
「ティッピングレバーを足で踏んで、手でハンドルを引く!
ボディメカニクスを使えば、少ない力でキャスターをあげられるよ!」

初めて車いすに触れる生徒もたくさんいたようです。
最初は不安そうに介助していましたが、慣れてくると操作も安定してきます。子どもたちはこの授業を通して、車いす利用者が困っているときに積極的にサポートできるスキルと自信を身に付けました。
体験的学習は大切ですね。