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【勿来物語07】共生プログラム

多様性と共生
これは勿来高校が大切にしている2つの言葉です。入学式式辞において、伝えたいこと3つのうちの2番目の項目でした。覚えてるかな?
共生社会の実現を目指す勿来高校では、1年生が全員受講する「共生プログラム」を全3回にわたって実施します。本校の特徴的な取り組みの一つです。

さてさて、5月19日(金)5校時、1年生の共生プログラム第1回です。
昨日、一昨日の暑さとは打って変わり、なんと過ごしやすい天気!しかし、お弁当の後の魔の時間、少しでも気を抜くと睡魔に襲われすいませんという状況になりかねません。心して受講しましょう。

第1回の講師は、いわき支援学校くぼた校の分校長先生です。
「多様性と共生社会」という演題でお話をいただきました。
 【講話の内容】
  1 多様性を考える ~ 一人一人の学習スタイル
  2 もっと多様性を考える ~ 東京オリンピック基本コンセプト
  3 共生社会の実現に向けて
      ~ カリフォルニア州 LA バークリー
      ~ ガイディングスター (アウンサンスーチー氏の講演)
      ~ 共に学ぼう 未来に向かって

「多様性と聞いて何を思い浮かべる?」
「いろんな人がいるということかな。」
「LGBTを思い浮かべました。」
「そうだね。でも多様性って、人に関してだけじゃないんだよ。」

講話後の子どもたちの感想をいくつか拾ってみました。
Q:共生社会の実現に向けて、自分に出来ること、してみたいことは何?
 ・差別しないこと
 ・色々な人と関わっていきたい
 ・いろんな国の人を助ける自分になりたい
 ・他人の価値観を認めること
 ・差別せずみんなで協力して何事もない地球にしたい
 ・みんなが互いに理解し合える社会になればいいなと思う
 ・正しい知識を持って、偏見を持たないようにする
 ・多様性を理解し、壁を作らずに接する
 ・性別や見かけによらず、色々な人と協力し、情報を共有しあうことが
  共生社会を実現する為の一歩だと思いました

色々な感想や考えがほかにもたくさん見られました。
様々な意見が見られるところ、換言すれば、意見の多様性に、1学年の将来性を感じます。
入学して約1ヶ月半、早くも成長が感じられる勿来高校の1年生でした。
卒業までにどこまで伸びるのか楽しみです。
今後のプログラムでは、くぼた校の生徒さんとの交流活動も予定しています。乞うご期待!