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【勿来物語51】命を大切にする ~ 性に関する講話

いのちは暖かい いい匂いがする
  つらいこともあるけど おなかはすく また1日がはじまる
   ここにいていいんだよ
自分を認めてあげてください
  そして そばにいる 友人 恋人 両親 先生
    人との縁を 奇跡を感じてください
あなたの人生を豊かに 幸せにしてくれるのは より良い人間関係です
  今日 皆さんに会えて 感謝です
    困ったときは声にして 一人じゃないよ 忘れないでね
                        《講師の先生より》

性と生の在り方について理解を深め、命を大切にする気持ちや相手を大切にする気持ちを育成するため、性に関する講話を実施しました。
対象学年は2学年、テーマは
「生命誕生と思春期の体と心の変化~自他の大切な命を守るために」です。

講師は地域で活躍されている助産師の方で、日ごろの現場での経験をもとにわかりやすくお話していただきました。

「思春期は大人になる準備の期間です。青年期の課題として次のようなものがあります。
①身体 ②精神 ③生活上 ④社会上 ⑤性 です。」
「性は自分の話。だけど、相手がいるよ。違いがあるよ。
お互いに未来があるよ。」

性と生の在り方や性感染症、ライフプラン、自分や相手を大切にすること、などの話と、性の相談窓口について紹介がありました。

子供たちはメモを取りながら・・・
真剣に耳を傾けていました。

《講話後の生徒からの質問》
Q. 助産師の大変なところ、やりがいは何ですか?
Q. 赤ちゃんを取り上げた時の気持ちは?
Q. 漫画でよくある、赤ちゃんの取り違えは本当にあるの?
Q. 立ち会った出産数はどのくらいですか?

《子供たちの感想から》
◆命は暖かい、という言葉が心に残りました。
◆困ったときに相談できるところがあると知れたのがよかった。
◆生きることや生まれることの大切さやありがたみを感じました。
◆知っているようで知らなかったこと、この先知っていなければならないことを学ぶことができた。

感想では、多くの生徒が多様性について言及していました。
共生社会を担う人材育成を目指す勿来高校ならではの学びがありましたね。