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【勿来物語R6-16】地産地消 ~選択科目フードデザイン~

6月21日(金)、3年生の選択科目「フードデザイン」では、加工食品づくりに挑戦しました。
材料は、校地内に植えてあるヤマモモとすももです。ちょうど収穫期!
授業担当者によると、学習内容は「砂糖の調理性」と「加工食品づくり」
「調理性」?はて?
三一致の法則やソネットの脚韻パターン、意識の流れとかならまだ理解できるのですが、調理性とは?

調理性=調理上の特性、以下《ウィキペディア》より砂糖の調理特性。
「砂糖は単に食品に甘味をつけるためだけではなく、食品にさまざまな効果を与えるためにも利用される。 タンパク質の熱凝固抑制-卵焼きやプリンが柔らかく仕上がる 乾燥防止-焼き菓子の乾燥を防ぐ ペクチンのゲル化-果物のペクチンをゲル化させかつ水分活性を抑えることで日持ちのするジャムにする。 デンプンの老化抑制-デンプンの老化を抑制して菓子を柔らかく保つ。 油脂の酸化抑制 イースト菌の発酵促進 着色・着香 アミノ酸とのメイラード反応によって食品によい色と香りを与える。 防腐 砂糖漬け、あんこ、果実ジャム。 日本料理においては、「料理のさしすせそ」の一つに数えられ、中心的な調味料の一つとなっている。これは、醤油、塩、砂糖による組み合わせを基本とする料理が多いことによる。一方、西洋料理や中華料理においては、砂糖を大量に使う料理のほうが少ない。」

つまりこの授業の目的は、
1 水分活性を抑える砂糖の特性を利用し、日持ちの良い加工食品を作る
2 材料は学校内にあるものを活用する、ということですね。
前置きが長くなりました。

まずは正門脇で、すももの収穫。
ヤマモモは竹ぼうきで?
ジャムへと加工。砂糖の調理特性を遺憾なく活用します。
でも、みんなでかき混ぜなくても・・・
完成! おいしそうなジャムになりました。

身近なものを活用した、楽しい学びになりました。
筆者が今回初めて知った「調理性」。
今後は色々と考えながら台所に立ちたいと思いました。