【勿来物語12】ICT #2
筆者が就職した頃はまだアナログの時代。クラスの成績一覧表は、A3用紙に生徒氏名・点数などを手書きで記入していた時代でした。PCは業務用のものが数台学校に設置されていましたが、WINDOWS が世に出る数年も前のことで、アプリケーションを変えるたびにPCをリセット・再起動する必要がありました。手間がかかったなあ。
そういえば、NASAのアポロ計画時代の管制室にあった航空管制用のコンピュータを全部合わせても、今のスマートフォン1台の性能に及ばないという話を聞いたことがあります。情報機器の進歩はめざましく、気を抜くと時代に置き去りにされそうな状況です。
ICTが普及していたらリカとカンチの恋も違う展開になっていたんだろうなあ、と思うこの頃です。
さてさて、1年生への県推奨機の納入が終わり、各種設定を済ませて、いよいよ一人一台端末の活用が始まりました。
まずは、パソコン室での1年生の情報Ⅰ。
続いて、1年生の英語の授業。kahoot というアプリを使用して、クイズ形式で既習事項の確認をしていました。制限時間の中で頭をフル回転、子どもたちの脳がアクティブになっています。
最後に、3年生の面接指導。3年生は一人一台端末導入前の学年なので、学校のタブレットPCを使用しました。面接練習の様子を録画し、各自が振り返りを行います。
友達による評価と合わせて、録画した自分を客観的に見ることで、自己理解を一層深めることができますね。
7月1日には高校生用の求人票が公開されます。9月16日の就職試験解禁に向けてしっかり準備していこう!